大晦日の那須川天心とメイウェザー戦のルール変更が正式に発表されました。
この記事では、那須川天心とメイウェザー戦のルールについて、細かくわかりやすく書いています。
このルールで勝ち目はあるのか。
二人の特徴について分析して見ていこうと思います。
目次
那須川天心のプロフィール
名前那須川天心 なすかわてんしん
生年月日1998年8月18日
キックボクサー、総合格闘家
出身千葉県
所属TARGET/Cygames
身長165センチ
体重58キロ
体重差や階級差、勝敗予想について気になる人はこちらからチェック!
キックの神様が作り上げた最高傑作」と呼ばれる天才ファイター。
14年7月にプロデビューし、15年5月には村越優汰がもつRISEバンタム級のベルトを奪取。プロ6戦目、史上最年少16歳での快挙だった。
同年8月に行われたBLADEの-55kgトーナメントでは、各団体の王者が集結したこのトーナメントを3戦連続のKO勝利で優勝。
16年12月のKNOCK OUT旗揚げ戦では、タイ・ルンピニースタジアム現役スーパーフライ級王者を狙っていたというバックスピンキックを顎にヒットさせ衝撃のKO勝利を挙げた。
MMAデビュー戦となった16年大晦日のRIZINでは、29日、31日と二連戦し、連勝を飾り、天才のデビューに相応しいインパクトを残した。
17年4月の横浜大会ではフランシスコ・ギリオッティを秒殺KO。同年7月には才賀紀左衛門とMIXルールで対戦し、強烈な左ストレートをヒットさせ才賀をマットに沈めた。
続くRIZIN10月大会ではMMAルールでアマチュアボクシング5冠の藤田大和と打撃で真っ向勝負し、判定3-0の完封勝利を挙る。
昨年末にはRIZINキックボクシングトーナメントに参戦し、1回戦で浜本“キャット”雄大を飛び膝蹴りでKO、決勝では10月大会で対戦した藤田大和と再戦し、圧倒的な強さで3ノックダウンを奪いトーナメント優勝を果たす。
チャンピオンとして臨んだ今年5月のRIZIN.10では中村優作を2R TKOで退ける。6月のRISE幕張メッセ大会で強敵のロッタン・ジットムアンノンに判定勝利し、RISE初の世界王者を奪取。9月のRIZIN.13では超満員の27,000人が見守る中、自身の憧れでもある堀口恭司と「世紀の一戦」との名に相応しい熱戦を繰り広げ、連勝記録を伸す。そして今年大晦日、ついに手に入れたチャンスで世界を変える。
メイウェザーのプロフィール
名前フロイド メイウェザー ジュニア
生年月日1977年2月24日
元プロボクサー
出身ミシガン州グランドラピッズ
身長173センチ
ここまでの戦績は50戦50勝(27KO) 無敗。史上初めて無敗で5階級制覇を成し遂げ、ボクシング界に不動の金字塔を打ち立てた、まさに伝説の男。
1試合で100億円を超えるファイトマネーを得ており、18年6月にフォーブスが発表した「世界で最も稼ぐスポーツ選手」では、各スポーツ界のスーパースターたちを抑え、見事No1に輝く。
その年収は日本円にして約300億円以上と、まさにニックネームの「Money」に相応しい超弩級の金額を拳一つで稼ぎ出す。圧倒的なスピードと、超人的な反応速度、さらには彼の代名詞とも言える「L字ブロック」 による鉄壁のディフェンスで、これまで数々の強敵を退けてきた。
オスカー・デラホーヤ、リッキー・ハットン、ミゲール・コット、サウル・アルバレス、そしてマニー・パッキャオといったスターファイターたちがことごとくその軍門に下っている。17年8月にはUFCのスーパースター、コナー・マクレガーとの一戦も制し、あらゆる格闘家の頂点に立つ存在だ。今回、大晦日に那須川天心との異次元マッチが決定。
平成最後の大晦日に、RIZINのリングでどのような戦いを見せるのか、世界が注目している。
那須川天心とメイウェザーのルール発表
3分3ラウンドのエキシビションマッチです。
蹴りなしのボクシングルールで行われるとのことです。
キックボクシングの神童と呼ばれる那須川天心ですが、パンチだけでの試合でパンチが当たるのかといったところも魅力の1つとして出てきそうです。
そもそも、ボクシングとキックボクシングの違いはなんなのか。
ボクシングとキックボクシングの違い
ボクシングとキックボクシングの違いは蹴りがあるかないかです。
ボクシングの選手でよく言われるのが、けられたら弱いということです。
どういうことかというと、ボクシングでの足はフットワークだけのもので、その足を攻撃されることなんてまずない。
ですから、そこを狙えば簡単に足がガクガクになるということです。
鍛えてない腹筋を殴られるのと同じだと思います。
簡単に崩れるのはわかりますよね。
だからこそ、那須川天心とは蹴りありのルールで戦って欲しかったと思います。
ですが、ボクサーとしての那須川天心もいることはご存知ですよね?
那須川天心の強み
キックボクサーでありながら、ボクサーとしての能力が高いことはよく知られています。
多彩な攻撃とディフェンス能力も高いことから那須川天心にしかない独特な攻め方があるように思えます。
ボクシング同士というのは、1ラウンド戦えば相手の動きが大体読めてきます。
しかし、それが多種多様な攻撃をするましてや、空手という他競技のパンチは読めない部分があるのではないでしょうか。
ここをどう活かしきるかが鍵になってきそうですね。
ですが、メイウェザーもメイウェザーでめちゃくちゃ強いですね。
メイウェザーの強み
パウンドフォーパウンドNo. 1と呼ばれているメイウェザー。
パウンドフォーパウンドというのは、全階級を通じてNo. 1と呼ばれているということです。
トップクラスのボクサーでもメイウェザーの動きを捉えるのは難しく、ディフェンスがうまいこととして知られています。
確実に勝ちに行くスタイルで、那須川天心の隙を狙って豪快なパンチを繰り出しそうです。
また、目が非常によく、なかなかパンチを当てさせません。
それをどう対処するのか見ものですね。
メイウェザーと那須川天心3分3ラウンドルールで勝ち目はあるのか?
世界戦を経験しているボクサーは長いラウンドで戦い慣れています。
3分12ラウンドが普通です。
ということは、今回の3分3ラウンドは、非常に最初からテンポが速いことが読めます。
メイウェザーの試合スタイルは1.2ラウンドは相手の動きを見ることから始め徐々に慣らして行くスタイルを取っています。
そこを那須川天心が少ないラウンドで慣れているとこからどう攻めて行くのかが鍵にもなりそうですね。
那須川天心対メイウェザーの1番の鍵はどこ?
ずばり、体重差です。
ボクシングがあれだけ多くの階級に分けられているのは体重によるパンチの重さが全然違うことから挙げられます。
上の階級の人が下の階級の人のパンチをもらってもそこまで効かないのは、よく聞く話です。
体重差が10キロ以上離れているこの戦い。
完璧、メイウェザーに有利なルールで戦うことになりそうですが、どこかハンデを減らす場所を作ったほうがいいのかなと思います。
本気の戦いを見れない試合なんて見たくないですよね。
そこまで勝ちに行くならその辺の素人とやって満足すればいいと思います。
まとめ
今回は那須川天心とメイウェザーのルール発表についてまとめました。
試合スタイルは完全有利なメイウェザー。
那須川天心はそこをどうついて行くのか見ものです。
3分3ラウンド制のボクシングルールでどこまでメイウェザーを追い詰めて本気にさせれるか。
早く大晦日の試合が見たいものです。
頑張れ!那須川天心!!