台風

【ダム放流なぜ】理由は?城山ダム下久保ダム緊急放流は遅い!?

今回の台風19号の影響で、ダム放流が行われることになりました。

そこで今回は放流が行われると発表された、城山ダムと下久保ダムなどの緊急放流について見ていきたいと思います。

なぜあらかじめから放流しておかなかったのか。

台風19号で焦っている方々もたくさんいるとは思いますが、1番大事な安全に落ち着いた行動、避難を怠らないようにしてください。

Sponsored Link




ダム緊急放流!緊急速報

城山ダムの水位上昇 午後5時から緊急放流へ 神奈川

台風19号の接近に伴い神奈川県は、相模原市にある城山ダムの水位の上昇に備え、12日午後5時から緊急放流を始める見込みだと発表しました。

神奈川県ではダムの放流によって相模川などの水位が急激に上昇して大規模な水害が発生するおそれがあるとして、流域の相模原市、平塚市、茅ヶ崎市、厚木市、海老名市、座間市、寒川町、愛川町に住む人たちに命を守る行動を取るよう警戒を呼びかけています。

ダムの緊急放流とは

台風19号の接近に伴い12日午後5時から相模原市にある城山ダムで行われる見込みの緊急放流は「異常洪水時防災操作」と呼ばれています。

通常の放流と異なりダムが水をため込むことができなくなると想定されるためダムに流れこんでくる大量の水を下流に流す操作です。

去年7月の西日本豪雨では、愛媛県のダムで緊急放流が行われた直後に下流の川が氾濫して流域が広い範囲で浸水し、8人が死亡しました。

非常事態です。ダムが緊急放流を始める前に直ちに川から離れてください。

引用元ーnhk.or.jp

城山ダムが緊急放流が発表され、様々な声が上がりました。

中にはわかりやすく、今回の例を説明している方も。

なぜ、ダムは緊急放流となってしまったのでしょうか。

ダム放流はなぜ?緊急放流の理由

今現在は相模原市では緊急放流がひとまず延期になっています。

また今後放流の危険性があるため十分に注意して避難しましょう。

ダム放流の理由としては、川の増水を抑えるためです。川の増水がないように、一旦ダムで貯めてから川の増水量を少なく調節するようにしています。

この絵のように、ダムが川に全て水が行かないように調節しています。

また、ダム放流はなぜ今になってするのかと思う人もいると思いますが、台風が来る前までしっかりと水量調節はしていました。

しかし、この台風19号ですから、水量を見極めながらダムを放流しているということですね。

ダムの役割は、調節器ですから、一旦ここでため込んで置いて避難の準備や時間を儲けるためにあるということです。

放流遅い!なんて思わずに、貯水量を超えてしまった今、避難を第一に考えて行動するのが良さそうですね。

台風19号に関する被害状況をまとめています。

【台風19号現在の被害状況,情報,地域】2019年歴代最大級最強のクラス2019年歴代最大級の最強クラス台風19号が日本にやってきました。 今現在の被害の状況はどうなっているのか、情報や地域、影響をまとめま...

ダムは洪水を全て貯め込むためにあるものだ、と思いがちですがそれは誤りです。

  多くのダムの場合、大雨が降ってダムに流れ込む水の量が増えても、下流の川が溢れない程度の水量であればそのまま流すことになっています。しかし、下流の川が溢れてしまいそうな水量に増え続けると、ダムは溢れない水量に抑える役割をします。これが洪水調節です。

  ダムで水量を抑えるとき、抑えた分だけダムに水が貯まり貯水量が増加します。雨が止んで川の水が引き始めると、それまで貯め込んでいた水を加えながら流し、次の大雨に備えます。

  ダムは、大雨が降って一気に流れる危険な水を貯め込み、安全な水量に減らしながら時間を掛けてゆっくり流しています。

引用元ーwater.go.jp

下久保ダムの洪水調節方式は「不定率放流方式」と言われ、俗に「なべ底カット」と呼ばれています。我が国では、下久保ダムや真名川ダムなどに採用されている大変珍しい洪水調節方式です。

 この方式は、限られた洪水調節容量で最大の洪水調節効果を上げることができますが、降雨予測や河川への流出予測の精度に左右されるため難易度が高く、きめ細かい予測とそれに合わせた操作が必要です。

Sponsored Link




ダム放流に関しての反応まとめ

ダム放流はなぜのまとめ

今回はダム放流に関してのなぜ理由について見ていきました。

ダム放流をしているということは、避難する時間があるということです。

身の安全を第一に考えて行動するようにしましょう。

大丈夫だろという考えが1番危ないです。安全な場所に直ちに避難して身の安全を確保してください。

今後の台風情報について、しっかり見ておきましょう。

こちらに台風19号に関する被害の状況をまとめています。

【台風19号現在の被害状況,情報,地域】2019年歴代最大級最強のクラス2019年歴代最大級の最強クラス台風19号が日本にやってきました。 今現在の被害の状況はどうなっているのか、情報や地域、影響をまとめま...

Sponsored Link




POSTED COMMENT

  1. 住民 より:

    ダム管理者の方々も、私たちと同じ家族を持ちながら、こんな状況下でもダム下流の安全を守るために、「水守人」のしての使命を果たそうとされています。ご家族の無事をお祈りします。また、それと同時に、下流住民の安全を確保していただき、ありがとうございます。
    緊急放流に対し、とやかく言う理解のない方々が多く苦情を寄せることでしょうが、頑張って下さい。

    マスコミは、緊急放流の正しい知識について、もっと放送すべきです。

    とかく、皆さんのご無事をお祈りします。

    • カズ より:

      おっしゃる通りだと思いました。
      メディアの精度の低い雑な情報にはいつものことながらいら立ちを覚えさせられます。
      要約という名の下に情報の細部をカットしたり、文脈を消してしまったり、という操作は論外として、わかりやすく伝えたいというのであれば、専門的な情報については補足的な説明を加えるとか、伝える情報の前提や背後関係、事象の原因や判断の理由についての解説を加えるとか、むしろ情報量を増やす努力をしてほしいものです。

カズ へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA