世界まる見えで放送される911の赤いバンダナヒーローについて詳しく見ていこうと思います。
アメリカ同時多発テロで起きた数々の被害者や犠牲者。
そんな中で米国人を救った赤バンダナ男は何をした人なのか。
また、赤いバンダナ男は今現在何をしているのか。気になるその後について見ていこうと思います。
また、赤いバンダナ男についての要約も!
目次
アメリカ同時多発テロ 911
2001年9月11日にアメリカ同時多発テロが起きました。今も鮮明に残る911。
初動対応した人々やレスキュー活動に携わった人々の中に、今もなお適切なケアや補償を望む人々がいる。
高い確率でがんや他の疾病にかかり、議員たちが補償を行う法律を整備に立て続けに失敗している今、彼らの負担は時と共に積み重なります。
最近になり、どれほど有毒物質も含んでいたかがわかるようになりその恐ろしさが振り返るとまじまじとわかります。
アメリカ国民が前進しつつ911を振り返るとき、あの日、自らの命を賭して闘った人たちの尊い犠牲を思い出したいですね。
414
この数字は初動対応した人々が亡くなった数を表しています。
6万人から7万人
この数字は、タワー崩壊などによる粉塵による猛毒物質の影響を受けた人数。
猛毒物質の内容としてアスベスト、ガラスの破片、セメントなどが含まれています。
2000
この数字は初動対応をした人々が傷害を受けた数。
現在も現場で働いていた消防士たちは呼吸器疾患をわずらっています。
10-11
この数字は、pHレベル。
ワールドトレードセンターの粉塵の3分の2を占めるとされています。
このpHは強アルカリ性パイプ詰まり洗剤と同じくらいの腐食性を持つと述べています。
2518
この数字はレスキュー隊員の中でガンを患った人々の数。
15%
この数字は初動対応した人々がガンを患う確率がこれだけ高くなることを表しています。
239%
この数字は初動対応した人たちが甲状腺ガンにかかりやすくなることを表しています。
他にも、同時多発テロにおける被害は数えれないほどあります。
ビルに突っ込まれて、建物とともに人々が亡くなっただけと思っている人が多かったと思います。
しかし、現実ではこれほどの人々がアメリカ同時多発テロ911による被害を受けています。
911の被害がどれほど大きかったかわかったと思います。
最後に、アメリカ同時多発テロでどれほどの被害を受けていたかおおよその数を見ましょう。
死亡者 2996人。
負債者 6291人以上。
テロはあってはならないものだと痛感しますね。
911の赤いバンダナヒーロー男[要約]
これほどの被害の中で、自分の命が助かることはまず、奇跡だと思います。
そんな中で自分の命で精一杯になるはずなのに、他の人の命を救ったヒーローがいます。
その名も赤いバンダナヒーロー男ウェールズグランダーさん。
なぜ、赤いバンダナヒーローと言われるのか。
そう思いますよね。
理由は、いつも持ち歩いていた赤いバンダナで自分の口元を隠し、粉塵を吸い込まないようにし、自分の命、さらに、他人の命まで救った男だからです。
しかも、救った人は数え切れないほど救っています。
ウェールズグランダーさんはまず最初に1人の女性を抱きかかえ、17階もある階段を降り、また、登りを繰り返し救ったそうです。
粉塵の中、意識が朦朧としている中、唯一思い出せたのが赤いバンダナであり、その後伝説として引き継がれるようになったのかもしれませんね。
ビルが崩壊する直前まで救助を続け、そのおかげで今がある人はどれほどいるんでしょうね。
まさに、ヒーローの名前にふさわしい人だと思います。
しかし、残念なことにウェールズクラウザーさんはなくってしまいます。
ビルが崩壊する直前まで救助をしていましたが、その後南棟が崩壊しクラウザーも巻き込まれてしまいました。
彼は自身の命と引き換えに18名の命を救ったのです。
ウェールズグランダーさんのプロフィール今現在やその後
アメリカ同時多発テロが起きた当時は24歳。
金融会社の従業員でした。ワールドトレードセンターの104階で働いていました。
wiki風プロフィールを書くとこんな感じです。
•名前:ウェールズ・クラウザー(Welles Crowther)
•生年月日:1977年5月17日
• 出身:アメリカ ニューヨーク
• 学歴:ボストン大学
赤いバンダナをもらった経緯
彼を象徴する「赤いバンダナ」ですが、元々はお父さんが協会に行く際にスボンのヒップポケットにバンダナを入れていたことからこうした伝説が生まれました。
クラウザーが6歳の時に、彼の父親はクラウザーのトレードマークになる赤いバンダナをプレゼントしました。
そこから赤いバンダナを会社員になったとき、持ち歩こうと決めたのかもしれませんね。
ウェールズクラウザーの今現在
ヒーローの名前を残し亡くなりました。
ウェールズクラウザーのその後
彼の行動は大きな称賛を呼び、2006年にはニューヨーク名誉消防士の称号を与えられ9.11記念館には彼の赤いバンダナが展示されています。
まとめ
アメリカ同時多発テロ911の恐ろしさがよく伝わったと思います。
こうした、悲劇を繰り返さないためにもテロ撲滅は徹底して行いたいですよね。
ウェールズクラウザーさんだけでなく、数々の命を救った救世主は他にもいると思います。
彼らの命を無駄にしないよう、今幸せに生活できている人は今をしっかり生きてほしいと思います。
自分も今をしっかり生きて、人々の役に立てるような人になれたらいいなと思います。